第1回古民家ウォッチングを行いました!

みなさん

最初の予定日は雪となり延期しましたが、昨日、4月7日(土)の午前中に、無事第1回古民家ウォッチングを実施できました。参加者は途中から参加された方や最初の1軒まで参加された方を含めて、延べで12名で、風もなく陽ざしが嬉しいウォッチング日和の中、武蔵境駅北口から、山田さんからご連絡済みのルート(玉川上水を含む)を楽しく元気に歩き、5軒ほど古民家の様子をみてきました。

ただし、三浦さんから高橋さんの奥様に取り次ぎいただき、奥様のご理解を得て、高橋家は敷地内まで入り、奥様からお話まで聞き、武蔵境地区の歴史を垣間見るとともに、よく手入れが行き届いた母屋やお庭を見学させていただき、書斎の中までみせていただきました。三浦さんありがとうございました。

最後は武蔵境駅北口に戻り、新複合施設QuOLa(http://quola.tokyo/)1階のSAKAI FOODHALL (http://quola.tokyo/) で飲食しながら歓談し、次回を考えつつ解散しました。

いくつかの写真、山田副代表からのメッセージ、参加者みなさんの声もみてください!

第1回古民家ウォッチング・ギャラリー(一部のみ適宜抜粋、撮影篠原)

 

(武蔵境駅から本村公園へ)      (最初の古民家、塀もなくオープン)

 

(最初の古民家の前でチーズ!)    (新緑と水辺、花々が咲き始めた玉川上水)

 

(鴨のつがいも楽しそう)       (亀さんも春に目覚めて川遊び)

 

(一般には珍しいシロバナタンポポ)  (大ケヤキ下-高橋家のお屋敷)

 

(大ケヤキ-ハナニラの群生)      (武蔵境駅北側すぐの高橋家にて)

 

(手入れが行き届いたお庭とお屋敷)  (向こう側の駅近くのビル街と古民家)

 

(貴重なお庭)   (右:奥様ご厚意でみせてもらった書斎とシャンデリア、太い梁)

【山田副代表からのメッセージ】

古民家からKOMINKAへ

海外からの観光客が昨年度3000万人近くなり、古民家は日本文化へ触れられる良い日本文化発信拠点として見直されてきています。

国も国交省、観光庁を中心となり、古民家をベースに空き家対策や観光資源など色々な施策が一気に増えています。法体系も現在の建築基準法では不適格の要件が新たな条例で改築や移築が可能となっています。地方に限らず東京にも未々多くの古民家が残っており、古民家カフェに転用されたり、スタジオやギャラリーで活用されています。

武蔵野市における古民家の現状をウォッチングし、まちづくりの切り口として新たな視点を与えられたら良いかと企画しました。次の別地区の古民家ウォッチングのために是非とも情報をお願いします。

全国古民家再生協会HP: http://www.g-cpc.org/

国交省、観光庁の古民家関連HP: http://kominkasupport.jp/

http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi07_hh_000102.html

http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000712.html

山田 朗

【清本さんからのメッセージ】

今日はお天気に恵まれ、楽しい古民家ウオッチングでした。ありがとうございました。元の湯の高橋さんのお宅で、黒光りする大きな梁が現在でも、高橋家の生活を厳として支えているの見て、とても感動しました。

玉川上水の鯉たちが、また一段と大きくなったような気がしますね。

【田中さんからのメッセージ】

古民家とはいえ、丁寧に補修されている様子がうかがわれ、今なお機能性あふれる住宅という印象でした。敷地を区切る塀がなく、開放感があるとともに、公共空間と融合して独特の雰囲気をかもし出していました。

【長谷川さんからのメッセージ】

前回予定日と打って変わった嘘のような好天気。楽しく古民家見学、散策をさせていただきありがとうございました。私的な話になりますが、持病の腰痛も改善したような気がします。なぜなら、私なりにはかなり歩いたような気もしますが、懐かしく思われる古民家と花や樹木そして玉川上水等ののんびり自然に触れる体験はあらためて心身の好感度を高め軽快に時間を過ごせたのではないでしょうか。山田さま、またの機会をよろしくお願いします。

【山本さん】

昨日はお天気に恵まれ、古民家や公園、玉川上水の鯉などを見ることができ、本当に貴重な経験でした。民家の垣根・塀がないというのは本当にいいですね。徒歩圏内なのに、大切なものに気づいてないことが多々あることがわかりました。途中離脱して申し訳ありませんでした。企画準備していただいた山田様、ありがとうございました。

【竹山さん】

古民家ウオッチング、面白かったです。有難うございました。我が家には築80年の所があり古民家風なのでが、若気の至りで改築を5回くらい行っていますから、登録や申請などでは役に立たないでしょう。でも「むくりの屋根」は南と、西の2か所にあります。境の知らないところを散歩して木々や草花の鑑賞も楽しかったです。また、是非、お願いします。 ちなみに南町の家(私の小学校の同級生の家)は、まだ昔のままだと思います。井の頭公園のそばで、昔、銀行の社宅があった辺りです。

【平野さん】

こんにちは。先週に土曜日の『古民家ウォッチング』はお天気にも恵まれとても楽しかったです。山田さん、腰痛という辛い体調にもかかわらず、最後まで引率していただき、本当にありがとうございました。古民家だけでなく、武蔵野市の緑豊かな環境を散策できて、新しい発見がいっぱいでとても充実していました。歩きながら、みなさんがお話されている内容を伺っているだけでもとても勉強になりました。古民家は今も手を加えながらも、残せるもには残して住まわれている高橋様のお話も伺えたのが有り難かったです。住まい手が無理して、我慢して、保存するために住んでいるというお気持ちが大きかったら本来の住まいとしての意味がないと考えているのですが、高橋様の会話からは日々の生活の楽しさみたいなものも伝わってきて、それが何よりだなと感じました。そのようなお気持ちが「家」にもちゃんと伝わっていて、部屋の中を見せて頂いた時に家を支える立派な梁を見た時、何とも言えない息遣いみたいなもの、温度みたいなものを感じました。高橋家のような『古民家』はすでに“古”ではなく“活”だと思いました。色々な可能性が盛り沢山な素晴らしい「住宅」ですね。それでは、取り急ぎお礼と感想まで。

 

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第2回以降も、乞うご期待です! (写真・文責 篠原)