無電注化法案が成立しました!景観形成と防災のために、国が推進計画を策定し、モデル事業も実施されます

みなさま

無電柱化を推進する法案が9日、参議院本会議で全会一致で可決・成立しました(公布は12月16日)。
国土交通大臣が方針や期間、目標などを定めた無電柱化推進計画を策定・公表することや、都道府県・市町村が努力義務として推進計画の策定・公表を行うほか、国民への広報活動やコスト削減のための調査研究、技術開発の推進、政府による必要な法制上、財政上、税制上の実施などを掲げることになっています。
国交省では、道路の防災性能向上、通行空間の安全性・快適性の確保、良好な景観形成の観点から無電柱化を推進し、4月から、直轄国道の緊急輸送道路での電柱の新設を原則禁止にし、やむを得ない場合に限り2年間仮設電柱の設置を許可することになりました。
また、電線などの埋設物に関する設置基準を緩和。無電柱化の低コスト化に向け、新潟県見附市や、京都市中京区で、小型ボックスを活用したモデル事業を進めるそうです。

詳しくは、以下を参照してください。
無電柱化の推進に関する法律案:
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19201009.htm
無電柱化の推進:
http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/

無電柱化の推進に関する法律(官報)より
http://matimati.or.jp/wp/wp-content/uploads/2017/01/MudenchuukaLaw.pdf

篠原